2017/5/16
- 道路工事
道路工事
路面の修繕は路面切削工から始まる
道路は、一度敷けばそのままずっと維持できるわけではありません。自動車が走れば、少しずつ道路は傷んできます。例えば路面の凸凹やひび割れ、わだち掘れ……。これらを放置すると凹みにたまった泥水がはねたり、ひび割れにつまずいて怪我をしたり、沿線の住民のみなさまの生活を妨げる可能性が生まれます。
そこで傷んだ箇所を削って再舗装する「道路維持修繕業務」が必要となります。ナミセイロードが専門とするのは、その始まりとなる路面切削工です。まず修繕箇所を事前に計測し、切削時の目安を路面にマーキングします。それを手掛かりにして、切削機で傷んだ箇所をまっすぐきれいに削るのです。切削機が精確に刃を路面に入れることで、その後のアスファルトの敷き均しの手間を減らし、仕上がりもぐっと良くできます。発生した廃材はロードスイーパーで吸い込み、作業環境はもちろん付近の住宅環境へも悪影響を与えないようにしています。
- 工事の様子
- ナミセイロードは切削工事のプロフェッショナルです
- 地元のお客様を大切に
ナミセイロードという社名は「ナ」名古屋(愛知)と岐阜・「ミ」三重・「セイ」静岡の、4県の道「ロード」づくりを目指したところにその由来があります。オペレーターを育成し切削機を数多く保有することで、地元のお客様からの飛び込み依頼にも対応できるようにしてきました。こうした仕事の依頼にできる限り応えてきた経験が、日本各地の道路で働く現在のナミセイロードを形作っています。
また業務を依頼されるお客様とともに、現場を利用される沿線の皆様にも配慮して仕事を進めています。例えば路面計測では、最新の3Dレーザープロファイラを導入することで、現場の交通を止めずに道路の状況を把握しています。今後も「ナミセイ」のお客様を大切にしながら、得られた経験をもとに新たな技術の導入や人材育成を行っていきます。
- 路面状況を計測
- 切削作業
- 切削作業